キルトとかパッチワークは、普通、ある種の装飾性をもった縫い物の手芸作品を言います。
私達のドナーファミリーキルトも、そうした手芸的手法を用いつつも、ドナー(臓器提供者)となられた、愛する者への、ファミリーの思い出と深い思いが20センチ四方の布の中に一つ一つ縫い込められたもので、それは何よりも、ドナーファミリーの深い愛と勇気を表わすものです。喪失の先を見る事のできた、勇気ある家族として−。ドナーファミリー・キルトは、我国で初めて取り組まれたプロジェクトであり、今後も継続されていくことでしょう。 ドナーファミリー・キルトは、ただ臓器提供ということだけでなしに“人が人を思いやる”ということはどういうことか、ドネーションについて人々が考え合うよすが、あかしとなるものです。 ![]() ![]() アメリカ最大のドナーファミリーの組織 National Donor Family Council では、「キルトは、臓器、組織を生命の贈り物として、臓器を必要としている人々へ提供した臓器提供者“ドナー”の愛と生命を祝い、記念するために捧げるものです」とし、全国的なプロジェクトで取り組んでいます。「キルトを作るという特別な企画を通して最愛の人を覚えておくことができるよう、キルトはいつも新しいキルトに加え綴られるようにしている」とし、1995年以来、1000を越えるドナーファミリー・キルトを制作し、種々の催しで展示されています。 キルトは元々、1800年代西部開拓時代のアメリカで「キルトの寄り合い」から始まり、コミュニティーの形成にも寄与しています。日本でもドナー家族の方々からの提案で、ドナーファミリー・キルトの制作の呼びかけを始めました。詳しくお知りになりたい方は、事務局までお問い合わせください。 |
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