生命の大切さを身に刻む
第6回『生命・きずなの日』記念祭
今年の“生命・きずなの日”記念祭−。会場には、
ドナーファミリー・キルト
が展示され、ドナーファミリーのお話では、大野好子さんがご自分の経験を語られ、多くの方々が深い感銘を受けました。
心ある移植者の方々、力を貸して下さった多くのサポーターのお陰で、盛会裡に終了することが出来ました。
《 JDFC会長のごあいさつ 》
『生命・きずなの日』がやって来ました。
6回目です。初めに、昨年亡くなられた私達の仲間、浅香一男さんに、追悼の思いをささげることをお許し下さい。合掌。
『生命・きずなの日』は、2002年5月17日、私達、日本ドナー家族クラブが日本記念日協会に登録し、承認されたことが始まりです。4回目まで、私達、ドナー・ドナーファミリーが主体の国民的行事としてきました。昨年の5回目からは、日本移植者協議会の大久保さん達の主体で行いました。
ドナー・ドナーファミリーと、レシピエントが共に行う。どちらが主体でも変わりはないのでは、と思われるかも知れませんが、必ずしもそうではないのです。私達は、昨年の反省会もやりました。今年はより練れた、良い集まりにしていこうと…。
改めて言いますと、私達ドナーの側は、愛する者を喪った、痛切な立場があります。移植者の方々は、セカンドチャンスを得る。
ここに、立場の決定的な違いがあります。
しかし、この両者をつなぐものは何であろうか?
それは、
“生命の大切さをしっかりと手ににぎる、身に刻む”
ということです。
私達の愛する者は、二度とかえってきません。
でも、彼ら彼女らは、ギフト・オブ・ライフを通して、生命の大切さを我々に身をもって伝えた。
アメリカでは、エンジェルという言い方もしますが、そういう者として今も生きているのです。
レシピエントも、生命の回復はしても元のままではない。やはり、生命の大切さを身に刻み、手ににぎる。そういう者として今を生きています。
このように、生命の大切さを考える、社会に伝えていくことが何よりも中心にあると思います。
ドナーとレシピエントにだけあるのではありません。誰にもある。そしてそれは、平和な世の中を維持していなければ達成されません。
今年は、憲法が施行されてから、60周年。私は、日本の憲法の基本にある平和主義へも思いを寄せたいと思います。
生命の大切さを考え、手ににぎり、身に刻んでいく会として、今日の記念祭を成功させたいと思います。
日本ドナー家族クラブ会長 間澤 洋一
名古屋・日泰寺にて
今年も名古屋・日泰寺で行われた、日本移植者協議会東海支部主催の臓器提供者慰霊祭に参加しました。
ドナーファミリー代表あいさつとして、河原克彦さんが、深い悲しみの中、ギフト・オブ・ライフをした事、その経験を通して、今、思っていることをお話しされました。
ここでも、多くのレシピエント、医療関係者の方々が、ドナーファミリーの声を聞き、心あらたにしたことと思います。
また、その後のドナーファミリーだけでのシェアリング・セッションを行い、ドナー、ドナーファミリーに何が必要なのか、そして、私達、ドナーファミリーができる事を話し合いました。
どうか皆さんも、ギフト・オブ・ライフ(臓器提供)という最も社会的な崇高な行為に対し、どう応え、支え、励ます事が必要だと思われますか?一緒に考えて下さい。
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