もう一度、言いましょう。私達はドナーの家族ですが、ドナーになる事を直接、お薦めしている訳ではありません。
ドネイションする意思も、しない、したくない、そういう意思も、尊重されるべきと考えます。
ただ、気高い意思にもとづき〈ギフトオブライフ〉をした人がいて、その社会的な行為〈究極の愛〉につながっている、アメリカの言葉で言えば〈喪失の先を見ることが出来た勇気ある家族〉こそがドナーの家族であり、同時に愛する者を喪った“痛み”を抱えている家族なのです。
今、日本のドナーの家族は、どんな思いでいるでしょうか?
臓器を提供したことで、プライバシーが侵害されたり、心ない言葉に傷ついたり、つらい思いをしている人達がいるのです。アメリカのように、国をあげてドナー及びドナーの家族を暖かく迎え入れるモラルが出来ていません。
残念ながら日本では、ドナーの家族をケアし、サポートし、支える社会的なシステムが確立していないのです。私達JDFCも、まったくの“手弁当”組織で、それぞれの仕事を持ちながらの活動です。国や自治体からの制度的な資金援助がある訳ではなく、専従者は一人も居りません。
Donationという最も社会的な崇高な行為に対し、関係者及び社会はどう応え、支え、励ます事が必要だと思われますか?
一緒に考えて下さい。
2000年6月20〜24日
アメリカ・フロリダ州で行われたUSトランスプラントゲームス&ドナー・レコグニションセレモニー。
400名のドナーの家族1,000人、そしてレシピエントとその家族8,000人が参加した。
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